国内産小麦の中でも、どうしてナンブ小麦粉を使うのか?

材料について

小麦は随分古くから日本では、栽培されてきました。

現在、多くの国内産小麦が栽培され、パン用にも良い小麦が

沢山有ります。

 

特に北海道の小麦は、成分中のグルテンも高く、

外国産の(アメリカ、カナダ等)小麦に匹敵するほどです。

中でも【春よ恋】は多くの人たちに使われています。

グルテンが高く、使いやすい粉です。

パン用酵母(イースト)で作ると殆ど外麦と変わらない程の

パンの膨らみになります。

 

天然酵母で作ってみても、作りやすくパンの膨らみも良いです。

又、【はるゆたかブレンド】も人気の有る小麦です。

以前【はるゆたか】は ストレートの小麦として人気が有りました。

【春よ恋】ほどの膨らみはありませんが、その分味が良いです。

その他 【キタノカオリ】もよく使われています。

 

こちらも天然酵母で作ると上手にパンが出来ます。

九州地方の小麦で、【ミナミノカオリ】も味がよく、

使いやすい小麦です。

 

私どもが長い間使っている【ナンブ小麦】は 今でこそ

グルテンもそこそこになりましたが、

なかなか膨らみの良くない小麦でした。

ただ 味が非常に良く、美味しいパンが出来たのです。

 

特に ホシノ酵母との相性が良く、気に入っています。

ナンブ小麦と言えば 四国の讃岐に行ったときに

従兄弟が「美味しい讃岐うどんの所に行こう!」

と言って連れて行かれたうどん屋さんに

【ナンブ小麦使用】と書かれて有ったので

とてもびっくりし、又、とても嬉しかった事を思い出します。

 

今では讃岐うどん屋さんでも 外麦を多く使っています。

国内産の小麦でうどんを作っている所は、少ないのです。

国内産の小麦の生産量が少ないので、多くの人が使えません。

国内産の小麦の自給率を上げるためにも

大いに使わなくてはと思っています。

 

一次生産量が多くなったナンブ小麦ですが、

現在は又、以前より生産量が少なくなりました。

【ゆきちから】のほうが、グルテンが高く人気が有るため、

生産者が【ゆきちから】を多く作っています。

 

ナンブ小麦は 【テリア得号】の名で ネットでは、

富澤商店が販売をしています。

一度使ってみて下さい。

 

今日はここ迄深呼吸を3回してオシマイ。

 

 

 

 

 

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