天然酵母パンに使用する油脂について考えること6つ。

材料について

東京では、昨日ゲリラ豪雨が猛威を奮ったようです。

気候の変化には、全く無力の人類です。

ここ群馬は、比較的に天災が少ないですが、

1200年前には大地震が有ったよう。

油断は禁物!

 

主食にする天然酵母パンにおいては、殆ど油脂類を入れてはいません

現代では、油脂を入れた少し柔らかめのパンを好む方が多くなりましたので、

天然酵母パンで油脂入りのパンを作れば、美味しいのではないかと思います。

 

天然酵母パンに使用する油脂について考える。

 

油脂を入れるメリット

 

  • 生地の伸びが良くなり、ガス保持力を強めパンのかさを大きくする。
  • 生地のスダチが細かく均一されきれいになる。
  • 皮が薄く柔らかくなる。
  • パンの老化を遅らせる。(固くなるのを遅らせる)
  • 栄養価を高める。
  • スライスが楽になる。

 

以上のような利点が有ります。

スライスに関しては、本当に身を持って体験済みです。

油脂の入らない、食パンをスライスすると、スライサーが直ぐに切れなくなり、

毎日、毎日、大変な思いをしています。

その点油脂の入っている食パンは、スライサーが スンナリ入り、とっても楽。

 

油脂の使用方法

 

捏ねの 始めから入れることもあるが、通常は、捏ねの途中で入れる。

固形のバターなどは、温度をかけて少しやわらかくしてから、入れる。

液体にはしない。

 

液体上のオイル(オリーブオイル、ごま油などは、捏ねの始めから入れても

良いです。)

 

その他、マーガリンやショートニング等が有りますが、

これらは、使用しないほうが、良いです。

日本では、まだまだ多くの企業が様々な物に使用していますが、

食べないほうが良いです。(体に良い影響は有りません。)

 

天然酵母と国内産小麦で作っても、油脂を入れ、砂糖を入れ、

乳製品を入れるとふんわりした、美味しいパンが出来ます。

イースト生地ほどには、大きくは膨らみませんが、

それにまけないくらいには出来ます。

 

油脂類を入れると、一次発酵、最終発酵共に時間がかかりますので、

少し温度を高く設定して作業を行って下さい。

 

そして、バター、オイル、乳製品も上質な製品を使って下さい。

材料は全て、味の素となります。

材料が良ければ、よほど作り方が悪くなければ、

それなりに美味しく出来ます。

 

油脂入りの天然酵母パんを食べて、

「イーストのパンと変わらないじゃない?」

と感じる方も多いのですが、そこは一味も

二味も違います。

優しく、きつい味はなく、なんとも自然な味に成ります。

 

是非作ってみて下さい。

今日はここまで、深呼吸を3回してオシマイ

 

 

 

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