子供の噛む力が無くなってきている!
皆様、自分の歯で普段なんとなく、食事をして
噛むことにあまり気を遣ってはいないと思います。
私も、此の年になるまで、自分の噛む力がどのくらい有るかなんて
全く、気にもとめていませんでした
。
しかし、4年前に、耳の帯状疱疹を患い、
顔の右半分に軽い麻痺が残り、
そのために、少しだけ、顔が歪んでいるのだと思います。
今まで経験したことの無い、自分で自分の唇をカンだり、
ほっぺたの内側を噛んだりするのです。
噛んだ時の痛さが、半端ないのです。
[こんな力で歯って噛んでるんだ!]と改めて思い知らされました。
人は、思いっきり噛むと自分の体重程の力で噛むそうです。
私は、45キロの力がでるのだ!
硬い煎餅を噛むときには、14キロの力です。
その力を支えるだけの、歯と歯茎が必要です。
最近私は、硬いものを噛むと、歯茎が痛いのです。
きっと歯茎が弱っているのでしょう。
歯科医に行かなければ、、。
前置きが長くなりましたが、
店番をしていて、思うのです。
子供達の噛む力が本当に無くなっていると。
店では、パンの試食をしてもらいます。
先日の子供二人、兄弟でしたが、[チャパタ]のかけらを食べて、
【硬い!】と言って、噛み切れないのです。
今まで何人にも食べてもらいましたが、
そんな子供はいませんでした。
ただ、いまの若いお母様方は、
「子供は、硬いものを食べられないんだ」と
思ってしまっているのです。
そのように育てられたら、硬いものを嫌いになります。
硬いものを小さな時から食べないと、
脳の発達が遅れて、IQも低くなります。
そして、視力も悪くなるというデータが有ります。
これらの事は、もっともっと一般に知らせるべきだと思います。
子供の歯を丈夫にするには、小さな時から硬いものを食べさせる事。
母親が率先して食べさせることの2点です。
私は、小さい時から スルメ を食べていました。
硬くて、食べにくいですが、焼いて食べると美味しいのです。
そんな私でさえも、歯茎が弱ってくるのです。
歳をとって 入れ歯や、インプラントの歯は、
自分の歯の半分ほどの力しか出ないそうです。
硬いものが食べられなくなります。
一生を自分の歯で過ごす為にも、
子供の時からの注意が必要です。
健康は、親が一番に子供に与えるものです。
様々な習い事よりも、どれだけ大事だかわかりません。
私も店で事ある毎に そのような説明をします。
なんだか歯科医のパンフレットみたくなりましたが
実感したことです。
今日はここ迄 深呼吸を3回してオシマイ。
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