天然酵母パンを作る、パン屋の事情とパン作りの変化について思う事。

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今のパン 1.

パン店を経営するには、苦労も多いです。 やはりある程度の売り上げが無ければ続けていけません。

そのために、季節ごとの新商品等を提供します。

天然酵母のパンが流行りだしたら、それも取り入れなければ話題作りにはなりません。

しかし天然酵母のパンは手間がかかり、コスパの合わない場合が多いです。

そこで高加水のパンが流行りました。 思いっきり水分を多くする方法です。

 

今のパン2.

イーストを使い 外麦で作るには適しています。

単純に私が考えたのは、『小麦の味が薄まる』と言う事です。 つまり味が薄くなるという事です。

しかしイーストで作り、柔らかくなれば 売れるのです。

小麦の味よりも、普通の人は柔らかさを好みます。

ここからが悪循環で、売れるから柔らかい物を作る、作るからパン屋さんのパンがみんな柔らかくなる。

小麦と酵母の醸し出す、本来のパンからどんどん日本のパンは遠ざかっていく。

どうしてこのように、すべての人が柔らかな物ばかり好みようになってしまったのでしょうか?

 

今のパン3

作り手の方にも、原因は有ります。 「売れれば良い~」 ばかりです。

パンの事 人の事 考えていません。 自分の利益の事ばかりです。

柔らかい物ばかり食べていると、歯の状態も、頭の状態も良い事は有りません。

小さな子供の時から、硬い物を食べる訓練をしないとその人の一生の健康にかかわる事になります。

パンだけではなくすべての食品が柔らかくなる傾向に有ります。

人間の発育にはとても悪いと思いますが、大きな流れで変える事は難しい状態です。

気が付いている人だけ、自分で変えるしか方法が無いように思えます。

 

パンの事4.

本当に純粋なパンを販売している所が少なくなりました。

ネットでかろうじて買えるかもしれませんが、かなり割高になります。

ですからそのようなパンを求めるにはもう自分で作るよりほかに有りません。

天然酵母パン作りも以前よりは楽になってきています。

作り方の情報が確立されてきています。

待ち時間は永いですが、実際の行動はそれ程大変では有りません。

どなたにも出来ると思います。

 

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