赤ちゃんが食べても安全な天然酵母パンとその作りかた

元気にに生きる為に

 

赤ちゃんが食べても安全なパン

 

赤ちゃんの離乳食にパンはいつごろから食べさせても良いのか

離乳食は5か月くらいから始めるのが最近の傾向です。

パンは離乳食が始まってから少し慣れたくらいで始めます。

 

最近保健所の指導でパンを離乳食に使わない所が有るようですが、

一般に販売されているパンに添加物が多いのでそのような指導になります。

添加物が多いと、消化が悪く離乳食には向きません。

 

離乳食に使うパンは、添加物の無いパンを選んでください。

出来れば、小麦粉も国産の小麦を使用しているパンが良いです。

マーガリンやショートニングの入らないパンを選んでください。

近くに売っていない場合は、ネット販売を探すと良いです。

 

添加物の入らないパンは 硬いような感じがしますが、実際は水分が直ぐ溶けて

食べやすいパンです。

このようなパンがすぐに手に入らなければ 無理に離乳食にパンを使う必要は有りません

お米のおかゆで良いです。

 

安全なパンづくりについて

 

赤ちゃんでも食べられるパン。

 

パンの安全性は、使用する材料と

作り方によります。

 

 【使用するもの】

 

1 小麦は、やはり国内産の小麦を

お勧め。

 

市販されているパンで

『国内産小麦使用』と大きく

表示されていても、実際にどの程度

使用しているのかわかりません。

 

殆どが全体の10%以下しか使用して

いません。

 

理由は価格が高いのとそもそも

国内産小麦がそれ程、多く作られて

いないのです。

 

2 酵母は出来れば天然酵母を使用

しているパンが良いです。

 

イースト(最近はパン用酵母と表示)

は、それ自体を食べても美味しいとは

思えません。

 

天然酵母の場合は、それ自体が

がとても美味しいです。

 

ここらあたりは、個人の嗜好ですから

余り気にせずとも好いかと思いますが。

 

基本、食べて、美味しいものから、

作られた物の方が、良いです。

 

3 その他の材料ですが、塩は、普通

パンに入ります。

無塩のパンが有りますが、それらは、

余り、一般的に販売されていません。

 

赤ちゃんの場合は、なるべく塩分量の

少ない物を選んでください。

 

卵、油脂などは入っていないのが

良いです。

 

砂糖ですが、もちろん入っていないの

が良いです。

 

パンは砂糖が入らなくても上手に

出来ます。

 

酵母が糖を必要としますが、その

糖は、小麦の澱粉に沢山有りますので。

 

フランスパンには、砂糖は入りません。

でもフランスパンって美味しいですよね。

 

こんな風に、粉と水と塩と酵母のみで

作ったパンが赤ちゃんにはお勧めです。

 

作り方、

こちらを参照してください。

 

プロの味を求めて、本格的なパン作り

 

この作り方は 少し大変かとは思いますが

時間と機材が有れば、それほど困難なことでは、

有りません。

 

最近効率化を図る為に、パン作りの

工程で、冷凍をする技術が

発達しました。

 

私共が始めた頃もその技術は有り、

生地を

冷凍して、必要なだけ解凍して

使ったものです。

 

何が便利かと言うと、

一度にある程度の量を

作り、こまめに解凍して使えるので、

作業時間の短縮になります。

 

でも 冷凍する場合にどうしても

酵母が少しは、死んでしまうので、

酵母の量を多く入れなければならない。

 

そして、何らかの添加物を入れます。

 

最近は、冷凍耐性が良い酵母も

出来てはいますが、

それ程多くは有りません。

 

出来れば作業工程で冷凍していない

作り方の方が良いと思います。

 

そうすると大手工場のパンは

余りお勧めではなくなります。

 

かと言って、街中の焼き立てパン屋

さんも、冷凍生地を使っている所が

多いですし、個人で行っている所も

結構添加物が入っているのです。

 

添加物が入ると、作り易いし、

出来上がったパンの見栄えが

良いのです。

 

そしてそれらのパン屋さんの

パンには、

内容物の表示義務が無いのです。

 

何が入っているか、分らないのです。

 

消費者が食べてみて、

添加物が入っているか

いないかが分かると良いのですが、

そこまで味の分かる人は、

ごく少数です。

 

日ごろから、添加物の入って

いない物を

食べ続けていなければ、味の違いは

判りません

 

人間は、動物なので、自分の食べて

良い物

悪い物の区別がつくはずでしたが、

その能力は衰えてしまいました。

 

少しづつでも、食事に気を付けて

いるとその感覚が戻ってきます。

 

化学調味料、の入っていない物だけを

食べていても味覚は変わってきます。

 

自分の体が要求するものだけを

食べていれば、

病気にもなりにくいと思います。

 

話がだいぶずれましたが、

それでは、赤ちゃんの離乳食には

どんなパンをたべさせれば

よいのか?

 

悩みますね。

 

  • 望むパンが近くになければ、

パンを食べさせるのは止める。

 

(この選択が一番楽です。良いものが

なければ、無理に食べなくても

ご飯ですます方が良いです。)

 

  • ネットショップで内容を確かめて

購入する。

 

  • 確実に内容が分かるパン屋さんで

買う。

 

後の選択種としては、ご自分で作る。

この位しか思いつかないのです。

 

次の写真は、添加物の入ったパンが

いかに水溶けが悪いかです

コンビニの食パンと天然酵母で

国内産小麦の食パンを比較した

写真です。

食パンを手でにぎり水に入れました。

同じ量を入れました。

 

コンビニパンは時間が経っても

水を吸わないで丸まったまま

片方は、水を吸い込み柔らかく

なりました。

 

これだけ違うと、口の中、胃の中で

も同じ事が起こります。

コンビニパンがのどつまりをしたり、

消化が悪かったり、するのは当然です。

 

コンビニパンの方が普通の状態では、

柔らかく、赤ちゃんには良さそうに

思えるのです。

 

天然酵母のパンの方が触っても硬く

感じるのですが、実際は思って

いるのと逆になります。

 

赤ちゃんや 小さなお子様の

若いお母さん方は、どうしても

『柔らかい物、柔らかい物』と言って

買いに来ますが、見た目とは、

大違いです。

 

でもそのような事は多くの若い母親は、

知りません。

 

私達 作り手がもっともっと、

知らせなければいけないのです。

何が良くて、何が良くないのかを!!

 

それでは、今日も深呼吸をして

おしまい。

一日一回は深呼吸をすると良いです。

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