パン・ド・ミ
フランスパンは皮を食べる楽しみ。パン・ド・ミ はパンの中身を食べる楽しみ。
日本人にとって、中身を食べる楽しみの方が、一般的です。
日本では、食パンが一番食べられています。
最近は、高級食パンブームです。 その反面 とても安価な食パンも販売されています。
人々の収入の違いにより、選ばれていきます。
安価な物は 材料からすべて安価な物で作られています。
常にそれを食べているのは あまり体にとって良くないと思います。
だからと言って高級食パンが良いとは限りません。
市販して利益を上げるには、高級といえどもあまり良い材料は使えません。
バターを100%使っている物はほんのわずかです。
このような状態ですから出来ればパンは自分で作るのが一番良いです。
材料に良い物を使っても市販の物を購入するより、安上がりです。
手間はかかりますが、それを楽しみながら行えれば、良いです。
それでは 天然酵母で作ったと思えないソフトなパンを作りましょう。
ソフト パン・ド・ミの作り方
回転数が同じ、ニーダーを使う場合。
材料
国産小麦春よ恋 400g
バター 40g
生クリーム 48g
脱脂粉乳 20g
グラニュー糖 32g
塩 7.2g
酵母生種 24g
水 200g
作り方
1. 脱脂粉乳とグラニュー糖を混ぜておく。
2. バターを薄く切りボールに入れて常温に置いておく。
3. 水は冷水を量っておく。すべての材料を量る。
4. バター以外の材料をニーダーに入れて混ぜ合わせる。
5. 20分程捏ねて、生地が繋がってきたらバターを入れて混ぜ合わせる。
6. バターが十分に入り生地の表面が奇麗になり、生地も繋がったら終了。
7. 捏ね上げ温度を計る。生地を容器に入れて一次発酵させる。25℃で焼く12時間ほど。
8. 生地の上面に変化が出てきたら、発酵終了。
9. 生地を3等分してそれぞれを軽く丸め麺棒で細長く伸して下から巻き込んでいき
閉じ目を下にして食型に入れる。(1.5斤の型 11×12×19㎝)

10. 最終発酵させる。35℃で90分 型の上面より2.5㎝下に生地の上が来るくらい。
11. 200℃で40分程焼きます。上面が焦げるようでしたら、
上にアルミ箔をのせてください。
12 出来上がりです。

この食パンは 柔らかくどなたにも好まれるパンです。特に高齢者の方には食べやすいパンです。
是非作ってみてください。
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