酵母パンに使うオレンジピールを作るオレンジ類10種。

材料について

ホシノ酵母と国内産小麦で

オレンジピール入のパンを作ることが

多々有ります。

 

クリスマスの シュトーレン、

パネトーネや、クグロフ そして、

無塩のパンにアクセントとして

入れる時も有ります。

 

一般には、ピールを作る時に

単品のオレンジか、

その他の柑橘類で作る事が多いです。

 

ここで紹介するのは、

ピールをそのままで食べるのではなく、

パンに入れて食べることを

前提として作ります。

 

ピッコリーノ式オレンジピール

 

先ず材料の、柑橘類ですが、

やはり無農薬の物を揃えたいです。

 

私どもは、以前より、和歌山県有田の

【谷井農園】さんから購入しています。

かれこれ30年以上のお付き合いです。

 

ここの柑橘類は、抜群に美味しいです。

考え方も作り方も半端無いです。

 

材料の柑橘類ですが、7~10種類は

揃えて頂くと良いです。

 

【みかん】【セミノール】【八朔】

【清見】【いよかん】【ポンカン】

【オレンジ】【ネーブル】【三宝柑】

【デコポン】等です。

 

柑橘類は、3種類のジュースを

搾って混ぜると、

苦味が消え甘くなります。

 

とても不思議な現象ですが、

谷井さんに実際に作って貰い飲んだ

結果です。

 

オレンジピールを作る時も、

種類が多いほうが、味に深みと旨味が増し

全体として美味しいピールができます。

 

どのようにして10種類もの柑橘類を

揃えるかと言うと、ほぼ1年がかりで

揃えます。

 

今年のことには間に合いません。

今年は、1品か2品で作り、来年のために

、今から準備をします。

 

柑橘類は、秋から次の年の夏前まで、

順々に作られていきます。

 

其の時に、実の部分を食べて

、皮を冷凍して保存します。

 

何種類もの柑橘類を冷凍して

ためておきます。

(冷凍庫のスペースがいります)

 

それを秋に一気に作り込みます。

作ったものも又冷凍が出来ます。

 

オレンジピールの作り方。

 

 

 

 

 

 

 

冷凍庫から出した柑橘類の皮を、

均等な種類になるように混ぜ合わせます。

 

鍋に皮とそれが浸るくらいの水を

入れて強火にかけます。

 

沸騰してきたら、ガスを止めて、

ザルにあけます。

 

(この沸騰してきた時に、農薬等が

ついていると泡がでます。

何も無いと泡はでません。)

 

もう一度皮と水と皮の20%の

グラニュー糖を入れて煮ます。

 

沸騰してきましたら、火を止めます。

 

そのまま一晩置きます。

 

次の日に 又、火にかけ20%の

グラニュー糖を加えて煮ます。

 

沸騰してきましたら、火を止めます。

 

そのまま一晩置きます。

 

もう一日繰り返します。

 

冷まして、ピールの味をみます。

甘みが結構強いですが、

美味しい味になっていると思います。

 

途中で味見をして、グラニュー糖の量を

加減しても良いですが、

思っているより、甘みが強い方が良いです。

 

ザルに空けて煮汁を切る。

煮汁が切れるまで、時間がかかります。

(一日か二日くらいです。)

 

煮汁は、なにか他の事に使ってください。

(ゼリーを作ると良いです。)

かなりの量が出来ますので。

 

一度作っておくと冷凍保存が出来ます。

小分けにしておくと便利です。

 

(1キロに分けて冷凍しています。)

試してみてください

 

今日はここ迄深呼吸を3回してオシマイ

 

 

 

 

コメント