言葉の表現とは、難しいものです。

音に表した感じ、聞いた時の感じ方によっても

イメージがかなり違います。

これはどうしてなのでしょうか?

 

私は、【天然酵母パン】を作っています。

【自然酵母パン】でも殆ど同じ意味を表します。

【天然】と【自然】は辞書で調べてもほどんど同じ意味です。

【天然】→ → 人の手が加わっていない、自然のままのこと。

【自然】→ → 人の手を加えない、物のありのままの状態。

加えない加わっていないの違いは何でしょうか?

 

【天然酵母パン】の名称は、ホシノ天然酵母パン種を作り出した、

星野昌さんの命名です。かれこれ40年程前の話です。

【自然酵母パン】とは少し違う響きが有ります。

なんとなく天然のほうが、重たい感じがするのは、私だけでしょうか?

 

【天然】を使うものに、 【天然温泉】 【天然石】【天然ガス】

【天然水】等色々と有ります。

どれも 【自然】を使ってはいません。

何故なのでしょうか?

 

字面と聞いたときの響きでしょうか?

慣用的に使っていてなれてしまったのでしょうか?

取り敢えず、それ程の違いが有るわけでは無い事がわかりました。

これからも【天然酵母パン】での表示とします。

天然酵母とイースト(パン用酵母)は元は同じなので、

【天然酵母がイーストよりも良いわけではない。】という意見も沢山聞きます。

 

確かに元は、自然(天然)から採集した菌です。

大きな違いは、培養基の違いです。何度も何度も言っていますが、

生物は、餌になるものが悪ければそのもの自体美味しくはなりません。

牛を育てる時、松阪牛とアメリカ産の牛の餌がどれほど違うか?

酵母菌も生物ですから同じです。

 

イースト(パン用酵母)はそのままで食べても美味しくないです。

ホシノ天然酵母を起こしてそのまま食べれば本当に美味しいのです。

この違いは、どうにも出来ません。

 

私が、ホシノ天然酵母を永い間使っている理由です。

美味しいものから美味しいものが作れます。私はこの考えが好きです。

 

今日はここ迄深呼吸を3回してオシマイ