天然酵母のパンは硬いイメージが有ります。
食パンなども、添加物は入らない、砂糖、油脂、
卵、も入らない。
となるとどうしても、パンは硬めになります。
焼き上がりから時間が経つと、経つほどに硬さが増してきます。
歯の丈夫な若い人達でしたら、硬くても大丈夫ですが
歳を重ねて歯が弱っている方達には、敬遠されがちです。
最近は若い人たちも 硬いパンは苦手なようです。
卵、砂糖、油脂等が入っている、生地で作れば、少しはましですが、
やはり、市販のパンに比べて、時間が経つと硬めになります。
どうしても、もっと柔らかなパンを作ってみたいと思い、
試行錯誤の上、柔らかな食パンを作りました。
以前、【ヤワヤワ食パン】として販売していたものです。
そこそこ人気が有りました商品です。
柔らかな食パン
材料
- 国産小麦 100
- グラニュー糖 6
- 脱脂粉乳 4
- バター 8
- 卵 6
- 岩塩 1.5
- 生種 4 生種の作り方
- 水 78
作り方
水分がたくさん入りますので、手捏ねは無理です。
高速回転の出来る、ニーダーを使います。
1 バター以外の材料を一度にミキサー入れて初めは低速で、
すぐに高速にして暫く回す。
水分が多いので、生地がつながるまでに時間がかかります。
2 生地が繋がってきたら、バターを入れまた回す。
3 バターが入り切ると生地がとても綺麗に繋がります。
薄い膜が出来、絹のようにしなやかできれいな生地になります。
4 手に水を付けて、生地をミキサーから容器に移す。
5 捏ね上げ温度を計り、一次発酵をさせる。
22~23℃でほぼ12時間 上面に変化が出てきましたら終了。
少し発酵は多めの方が良いです。
6 生地が柔らかなので、3斤の大きな食型は向きません。
(大きな長い型に入れると中央の部分がへこみます)
1.5斤の型か ワンローフの型が良いです。
分割をして、(型の容積の三分の一くらいの目方)
生地がとても柔らかく扱いづらいです。
ドレッジを上手に使い、形造ります。
(生地が柔らかなので、麺棒で伸したりは出来ません。)
表面を綺麗にして、型に入れれば大丈夫です。
7 最終発酵をさせます。30℃80%の湿度で80~90分
8 焼きに入ります。下火を200℃上火0で35分程焼いて、
上面の色づきをみます。
その上で上火も200℃いれて、5~7分焼く。
9 焼き色が上手く付けば終了。
柔らかなパンが焼けました。
2~3時間置いてから食べてみて下さい。
このパンは 翌日になってもさほど、硬くはなりません。
気にいってもらえると、嬉しいですね。
是非試してみて下さい。
今日はここ迄深呼吸を3回してオシマイ。
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