台風の影響で酷く蒸し暑い日です。
気温はそれ程でもないのですが、
非常に湿度が多く、過ごしにくいです。
食パンを美味しく天然酵母
で作ってみましょう。
【美味しいの】定義は、人それぞれです。
小麦と酵母と、水と塩だけでのパンが
美味しいと思う人が居ます。
しかし、多くの人は、
味の濃いパンが美味しいと思うのです。
砂糖、卵、バター、ミルク、等が入っている
パンの方が、美味しいと感じます。
その割合は、100対1くらいかと思います。
甘くこってりしていると どなたにも
美味しいと感じられるようです。
そして、硬いよりも柔らかい方が
口あたりも良く、美味しく感じるようです。
デニッシュ生地の食パンが人気なのも
そんなわけです。
デニッシュ生地の食パンは常に
食べ続けられないので、
(油分が多く飽きてしまう)
今回は、一般的な食パンで、リッチな生地の
食パンを作りましょう。
材料
- 小麦粉(国内産) 100
- グラニュー糖 15
- スキムミルク 5
- 卵 15
- 牛乳 45
- 無塩バター 12
- 生種(ホシノ丹沢酵母) 6
- 塩 1.5
(ご自分の作る量により換算して下さい
又、国産小麦の種類により、水分量を
変えてください。)
この生地は、捏ねずらいので、手捏ねは
とても大変です。
ニーダーを使ってください。
砂糖が多いので、捏ねに時間がかかります。
バター以外を全部一緒に捏ね、生地がまとまり
手で摘まんで伸ばした時に、
薄い膜が出来るようでしたら、
バターを入れて、又捏ねます。
バターがなかなか入らないようでしたら、
生地を手でちぎって、少しづつ入れながら
捏ねてください。
バターが入り、生地が奇麗にまとまり、
手にべたつかなくなったら出来上がり。
生地温度を測ります。
そしてこの生地を一次発酵させます。
容器に入れて、25℃~27℃くらいでほぼ
12~14時間置く。(初めの生地温度により
時間が変わってきます。)
表面に変化が出てきますので、そこで
一次発酵が終了。
生地を容器から取り出して、食型に入れます。
蓋をする場合は、食型の容積の25%位
蓋をしない場合は、食型の容積の33%
位の生地を入れます。
生地は軽く丸めて、麵棒で伸ばし
くるくると巻いていけばよいです。
型に入れたものを、最終発酵させます。
32℃湿度80%で70分~90分かけ
蓋をする場合は、生地が、型の8割ほど
蓋をしない場合は、生地が、型の上面
すれすれ位までになれば、焼成です。
180℃程で焼いてください。
型の大きさにより、30分~40分かかります。
糖分の多い生地ですので、色が付きやすいです。
蓋をしないときは、上面に卵を塗ると
奇麗に仕上がります。
この生地は、四角い食型ではなく
ラウンドの筒状の型でも、奇麗に焼けて
楽しいです。
材料に良い物ばかりを使い、
(マーガリン等使わず)
天然酵母を使っているので
非常に上品な味に仕上がります。
発酵の見極めも、何も入らない生地よりは、
随分と緩い感じでも大丈夫です。
卵、バターが、補ってくれています。
そこそこで、美味しいパンになります。
(発酵温度を高めにするのを忘れずに。)
価格的には、あまり大きな型ではなく、
小さな型で、作ると良いです。
何度か挑戦してみてください。
このようにパンのレシピは、内容により
ある意味でお菓子に近づくように
贅沢になります。
毎日食べるパンとしては、少し贅沢だと
思いますが、
一週間に一度くらいなら、
このようなパンも良いのではないでしょうか。
それでは、深呼吸をして、
ゆっくり息をはいて、終わりです。
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