パンが焼き上がってから、どの程度の期間、
美味しく食べられるのか?
パンの種類にもよりますが、
食パン等は、焼き上げってから、3~4時間後が
一番美味しく食べられます。
その後だんだんと水分が抜けて来るのです。
含まれている材料にもよりますが、
卵、砂糖、油脂等が入っていないと、割合に短い時間で硬くなるようです。
保管している、温度によりどの程度日持ちがするか変わってきます。
25℃以上の所での保管は、焼き上がり日を入れて、3日
20℃での保管は焼き上がり日を入れて4日。
20℃以下の場合は焼き上がり日を入れて5日
おおよそこのようになります。
手作りで作ったパンは、全く添加物などが入りませんが、
天然酵母で作り、焼き上げがしっかりしていれば、
気温の低い所では結構長持ちします。
手作りで作ったパンは、余り良く焼けていないものが多いです。
パンは、色がしっかりつくまで焼き上げないと、いけません。
メーラード現象がおきて味が良くなりますので。
焼きが少ないとそこからカビが生えてきます。
パンは常温で長く置くと、まずカビが生えてきます。
カビの色は、シロ、赤、黒、緑、等の色がついています。
その置いてある場所によりどのようなカビになるかは
わかりません。
パンの一部にカビが生えたら、そのパン全体を食べないほうが良いのです。
食パン以外のパン。
● チーズの入ったパン チーズがいたみやすいので気をつけましょう。
ちょっと気を抜くとチーズパンはすぐにチーズにカビが生えてしまうのです。
ほんの少しのカビだと、とって食べたくなりますが止めましょう。
気温が高くなる季節は注意したほうが良いです。
● 菓子パン類、 こちらも 中の餡にもよりますが、
食パンより早めに食べたほうが良いです。
● レーズンの入ったパン、こちらは食パンより長持ちします。
レーズンの防腐作用で、少しカビの生えるのが遅くなります。
このように、パンは保存料が入らないと、暫くおくとカビが生えてきます。
市販のパンには、【保存料】が入っています。
最近は、保存料無添加と表記してあっても、そのかわりに
【日持ち保持剤】というものが入っているのです。
名前が変わっただけですけれど?
確かに【保存料】は、入っていません。
ですから、パンにカビは余り生えません。
でも長く置くとカビが生えてきます。
以前は1ヶ月置いてもカビが生えなかったのですが、
さすがにそれはおかしいと思ったのでしょう。
市販の大手のパンにもカビが生えてきます。
現在は、冷凍技術が発達してきましたので、パンは冷凍が一番です。
焼き上げて1日経ってから冷凍しても大丈夫です。
そのようにすれば、日持ちのことを考えなくてもすみます。
今日はここ迄、深呼吸を3回してオシマイ。
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