昭和57年に朝日新聞に ホシノ酵母の記事が掲載され、
ホシノ酵母を知る事となり、ホシノ酵母生みの親の、星野昌さんと知り合う。
私達は、その酵母で作ったパンの味の良さに目を見張り。とても驚いたものでした。
そして何よりも、星野昌さんの意気込みと
自信、に圧倒されたのでした。
さかのぼる事30年 昌さんは、昭和26年に【天然酵母】という
名称を考え出し、前身である酵母を、完成さてていたのです。
その後、30年をかけて、現在の状態のどなたでも種お越しをして
使えるように、改良をしました。
この30年のご苦労は、筆舌に尽くしがたい
物が有ったと思います。
そして完成した時の喜びも、想像を絶するものです。
とにかく「日本人に合う、パン作りの酵母」
をというので、当時ヨーロッパに住んでいらした息子さん
(ホシノ益男氏 後の社長)が帰国する度にあちらのパンを持ち帰ってもらい、
研究をかさねたそうです。
ヨーロッパのパンのような酸っぱくないパンを自分は作るのだと研究を重ねました。
多くの困難と時を経てやっと、作り上げたホシノ酵母です。
当時昌さんが書いた思い入れのある、
パンフレットが私どもに残っていましたので
掲載いたします。
これを読むと、どれだけ彼がこの酵母づくりに
寝食を注いだかがわかります。
ホシノ酵母は、星野昌さんが一生をかけて作り出した酵母です。
誰も真似て作り出すことのできない酵母です
酒造りの影響を受け、麹菌を上手に使った、
味の旨さ深さは、他の物の追随を許しません。
シンプルなパンを国内産小麦で作ると絶品です。
私は彼の遺志をついで、この酵母でのパン作りを
続け、そして多くの人達にこの技術を伝え、
多くの人達にパンを食べてもらいたいのです。
そして 皆さんに パン作りを通して、食の安全に興味を持ち、元気で過ごしてほしいのです。