学校給食で毎日パン
当時、昭和30年代は、学校給食は
毎日パンでした。
殆どが食パン 一枚。
余り美味しくなく、私は、いつも残して
いました。
布巾で包んでランドセルに入れて、もち
帰るのですが、毎日毎日たまっていくの
です。
捨てると叱られるので、親の目を盗んで、
庭の片隅に、シャベルで穴を掘って
埋めた覚えが有ります。
食パンの嫌な思い出です。
コッペパンが出たり、
揚げパンが時々出たりしました。
揚げパンは美味しかった記憶が有ります。
中学校に入り、母親が居なかったため、
毎日昼食は、パンになりました。
今もまだあるかもしれません
。
『あけぼのパン』というパン屋さんが
私の通っていた中学校に入っていました
。
中学校は、そんな感じで毎日菓子パン
ばかりを食べていました。
高校に入っても相変わらず、お昼は、
パン、冬も、牛乳とパンでした。
でも其のころは、調理パンも少し有り、
土曜日などは、学校帰りに、パン屋さんで
調理パンを買って帰りました。
中身も茹で卵、ウインナーソーセージ
コロッケ、ハンバーグ、ポテトサラダ
等、いろいろ有リます。
大体、2個か3個しか
食べられないので、どれにしようか
いつも悩んでいたものでした。
当時 クロワッサンなるパンを、
初めて食べ、【こんなに美味しいパンが
有るんだ!】とびっくりして、
その後毎日食べ続けた覚えが有ります。
当時は、添加物も今ほど入って
いなかったので、パンはとても
美味しかったのだと思います。
家の近くに有った2軒のパン屋さんの
1軒が店を閉めました。
だんだんに大手のパン屋さんが、出てきて
スーパーマーケットなども増えて、
小さなお店は、少なくなってきました。
高校を卒業して、社会人になると、
先輩が、「ドンクのフランスパンが
美味しいのよね。」と言っていました。
「へぇ~、ドンクのフランスパンって
美味しいんだ!」と思い、
買いに行ったのでした。
食パンとは違う感触で、
美味しかったです。
日本にフランスパンが普及し始めた頃
でした。
そして其のころ、私は、会社帰りに
デパートでホテルのパンを買って帰るのが
常でした。
なんとなくリッチな気分で、
ホテルパンを食べていました。
余り近くのパン屋さんでは
買わなくなりました。
続きは又明日。
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