パンの発酵についてと、パンの基礎知識2点。

天然酵母パンとは

朝雨、しばらく降り続きましたが、

なんとか止みました。

夕方から急に気温が引くなりました。

 

パンの発酵について、

 

パンを発酵させるのは、酵母菌です。

(saccharomyces cerevisiae  )です。

日本語では、サッカロマイセスセレビシエと書いて有る本と

サッカロミセスセレビシエと書いて有る本が有ります。

どちらが正しいかわかりません。

 

酵母菌は、空気の有る所では、呼吸によりエネルギーを得て

酸素の無い状態では、発酵によりエネルギーを得る

特性を持ちます。

 

呼吸 グルコース+酸素→二酸化炭素+水。

発酵 グルコース→二酸化炭素+エタノール

 

ホシノ酵母を起こす時に、空気を沢山入れて、

(途中でかき混ぜる)

起こすと、酵母が呼吸をしている状態が強くなり、

水が出てきますので、美味しい酵母にはなりません。

 

反対に、空気が入らないようにすると、

発酵の状態が強くなり、

エタノールが出てきて、美味しい酵母になります。

 

よく密閉すると、二酸化炭素により、

爆発すると言われますが、

発酵させる時の温度とどの程度の大きさの

容器に入れるかにも寄って爆発はしません。

 

完全に密封をしなくても大丈夫なのです。

そして、酵母が同じエネルギーを得るためには、発酵のほうが、

呼吸よりも18倍もグルコースを消費します。

 

酵母は、好機的な状態でも、嫌気的な状態でも、生きられます。

嫌気的な状態を利用しているのが、パンの発酵です。

空気の無い所で酵母が生きる為に必死になっているのが、

発酵です。

 

それを利用してパンを作って、最後に酵母菌を焼いて全て殺して

食べてしまうのが人間です。

生き物は、生きている物を殺して食べなければ自分の命を

永らえません。生き物の宿命です。

 

ですから、他のものの命をいただくということです。

粗末に扱うことは出来ません。

そして、生きていないものでは、命は、繋げません。

 

化学物質を摂取しても生きられないのです。

むしろ害になることのほうが多いです。

[肝臓の薬でも、肝臓に負担をかける」と言われています。

このあたりの事をよ~く考えて、食べ物を選びましょう。

今日はここ迄深呼吸を3回してオシマイ。

 

 

 

 

 

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