人間の体の中で、【腸】の働きについて、最近新しい発見がいろいろと
出てきました。
腸は人体最大の免疫器官とされています。
腸の健康を保つことは、病気や老化の予防につながります。
最近の研究では、大腸にすむ腸内細菌が免疫力と大きく
関係していることが分かっています。
腸内細菌は小腸にもいますが、大半は大腸にいます。
腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」、そしてそのどちらか多いほうに加勢する
「日和見菌」の3種類に分けられます。
免疫力アップには、悪玉菌を減らし、
善玉菌を増やす食生活を心がけましょう。
腸には全粒粉のパンが良い
全粒粉は食物繊維が多く、薄力粉の3倍近い、繊維質を含んでいます。
全粒粉入のパンを食べると、
腸内環境が良くなります。
栄養価も高く、アメリカでは、
全粒粉のパンを食べる事を勧めています。
全粒粉のパン
100%全粒粉のパンは、慣れないと食べづらいです。
普通にたべるのには、全粒粉が10%~30%くらいが食べやすいです。
好きな人は、全粒粉50%~70%でも大丈夫です。
全粒粉は、小麦の皮の部分が入るのですが、
それを製粉する時に、どの程度細かくするかによって
趣がずいぶん変わってきます。
一般的に販売されている全粒粉は、普通の小麦粉と同じような大きさに
製粉したものです。
製粉所により、それよりも大きく砕いた物を作っているところも有ります。
少し大きく砕いた粉のほうが、パンは膨らみ作りやすいです。
そしてパンが焼き上がった時に、全粒粉の粒が確認でき、
なんとなく、健康的で美味しいイメージになります。
全粒粉のパンの作り方
材料
国内産小麦粉 90~50
国内産小麦全粒粉 10~50
岩塩 1.5
酵母生種 6
水 54
*小麦粉と全粒粉の割合は好きな量で作って下さい。
全体の粉の合計が100%になるようにして下さい。
作り方
1 すべての材料をボールに入れて、混ぜ合わせる。
混ぜてまとまってきたら、ボールから出す。
2 球状にして転がしていく手のひらで前後にずっと転がす。
3 15分~30分転がし生地が柔らかくなったら、容器に入れて
一次発酵をさせる。18℃で12時間~14時間
生地の上面に変化が出てきましたら終了。
4 分割をして、(200g~300g)成形をする。
ナマコ型か丸く成形をする。
5 天板に間隔をとって乗せる。
6 最終発酵をさせる。80%30℃で60分~80分
発酵終了しましたら、クープを入れて
230℃~240℃でスプレーを入れて焼きます。18分~20分
* 全粒粉の割合が多い場合は、少し長く焼きます。
(膨らまないので火通りが悪いためです。)
焼き上がり。
2~3時間経って水分が抜けたら食べてみて下さい。
全粒粉の旨味が出て美味しいです。
今日はここ迄深呼吸を3回してオシマイ
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