同じ生地でパンを作っても、生地の分割量により、
パンの味 食感 などは随分違います。
レーズンパンの形による、味の違いについて、
レーズン入りのパンは、どのお店でも人気のあるパンです。
形も、大小様々です。
小さなものは、30gくらいから、大きなものは、400g~500gも
有るような物迄、実にいろいろあります。
- 先ず30g~50gのロールパン風に作
其の大きさで、スティック状に作ったもの。
- 100g~150gで丸く作り、最終発酵後に、十文字にクープを入れるもの
紡錘形にして真ん中にクープを入れて、バター、砂糖を乗せて焼くもの。
- 200g~300gのおおきさでこれも 楕円形か紡錘形にして、
斜めにクープを入れて焼く物、
- 400g以上の生地で、バタールの形で焼く物。
- 500gで食型に入れて焼く物などが有ります。
こちらのお店では、400gの太く大きな物と、200gの
物、もう一種類は細く長いスティック状に作ったものの3品を作っています。
○ 最終発酵にかかる時間はそれ程違いはしません。
焼き時間は、大きな物はそれなりの時間がかかります。18分~20分
焼温度も、細く長く、小さなものは、下火を低くします。
(温度が急に下がらないときには、天板を2枚にしたり、します。)
味の違いについて。
生地が多いので、ふんわりと焼き上がり、食べた時に柔らかさが一番有ります。
- 細く長く焼いたものは、クラムの量が少ないため皮の部分が多く感じ
硬さを感じます。
ただこのパンの良さは、手に持って、かじりながら食べられることです。
其の意味では、とても食べやすいです。
車の運転をしている時、片手で何か他の事をしている時等に向いています。
人気の有るのはどれ?
3種類 それぞれに お客様がついています。
大きなものは、プレゼントに適しています。
お土産等に求められる方が多いです。
ご自宅用にも、冷凍保存が出来ますので、便利です。
真ん中の大きさは、自分で食べるのに購入される方が多いです。
細長い物は、 お子様用に求められます。(食べやすいからです)
このように 人気の有る レーズンパンです。
レーズンを煮沸して、よく洗い、
生地の柔らかさと同じ柔らかさにしています。
そして 小麦粉の50%のレーズンが贅沢に入っています。
気を抜いて、発酵の見極めが悪ければ味が飛んでしまう、怖さも有ります。
今日はここ迄深呼吸を3回してオシマイ
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