大手企業のパンとの違いは?
天然酵母で添加物を入れないで
作ったパンと、
大手企業のパンの比較をしてみます。
食パン、まず、大きさが違います。
大手企業の食パンは、以前とは違い、
だんだん大きな形になってきました。
食型も以前は、縦長の形でしたが、
今では、ほとんどが、正方形に近い形です。
どうしてこのようにだんだん大きく
なるのかが良くわかりません。
大企業のパンには、原材料の表示に、
とても沢山の物が書かれています。
化学物質が多いのです。
ある実験をしてみました。
大手の食パンと天然酵母の食パンを、
両方とも、6枚切りの4分の一程を
取り、手の中で、少し力を入れて、
握ってみる。
それを水を入れたグラスの中に入れる。
両方共大体同じ大きさにする。

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暫くすると、天然酵母のパンの方は、
握って丸くなった物が、開いてきます。
ゆっくりと開いてきます。
水を十分に吸って、かさが大きくなります。
これだけ、水分を、吸う力が有るのです。
片や、大手のパンは、丸く固まったままです。
かなり長い時間がたたないと、水を吸って
大きくはなりません
。
これだけでも、どちらが口の中や胃の中で、
溶けやすいか わかります。
初めにパンを触ったときは、大手のパンの方が
柔らかく、ふんわりして、食べやすそうでした。
天然酵母のパンの方は、しっかりしていて、
硬そうに思えました。
所が、実際は、まるで逆です。
一見柔らかそうに見える方が、
水溶けは悪いのです。
唾液や、胃液で溶けにくいのです。
これらの原因は、化学物質が
多く含まれている為だと思います。
私達が子育てをしていたころ、
【パン粥】を良く離乳食に使っていました。
最近は、パンは消化が悪いから、
離乳食にはしない方が良い
と保健所で言われたりします。
(各地域により違いが有ります。)
大手のパンでしたら、それはその通りです。
消化が悪いのですから。
しかし、添加物を入れず、しっかりした
作り方をした、パンでしたら
、そのような事は有りません。
この事は、高齢者の施設でも同じです。
パンは、口溶けが悪く、喉につまらせると
大変なので、食事には一切出さない。
といわている所も有ります。
日本のパンの消費量は、大手が70%
位を占めているので、このような事態が
起こるのでしょう。
パンの名誉回復の為にも、
添加物の無いパンを作らなければ
と思います。
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