それでは、チーズの勉強 2 です。
ウオッシュタイプ
外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたタイプです。
チーズの表面に付いている菌で熟成させます。
これらの菌は分解力が強く匂いが強い為、熟成中は、数日ごとに、
表面を塩水やワイン、ビール、ブランデー等の酒で洗う。
中はマイルドな味ですが、匂いが強烈なため、通向きのチーズです。
- エポワス
ウオッシュタイプのチーズの代表格。
フランスブルゴーニュ地方の、エポワス村から名前がつきました。
少しシワが寄った、美しいオレンジ色をしています
- ショーム
ウオッシュタイプのチーズの中ではクセが無く食べやすい。
オレンジ色の外皮が特徴。
シェーブルタイプ
ヤギの乳で作られたチーズ。ヤギ特有の強い個性の有るチーズ。
作りたてから完熟するまで、
どの状態でもその時々の美味しさが楽しめます。
そのまま熟成させたもの、黒い灰の付いたもの、
白カビを表面に植え付けてものがあります。
- ヴァランセ
独特な四角錐の形をしています。
- クルタン・ド・シャヴィニョル
フランス・ロワール地方の、
シャヴィニョル村と言う小さな村で作られる、
シェーブルタイプのチーズとして、
人気の有るものの一つです。
セミハードタイプ
。チーズを作る工程の中でプレスして水分を少なくしたもの
保存性が高く、マイルドでクセが無く食べやすいです。
日本でも一般的で人気です。
- ゴーダ
オランダを代表するチーズ。穏やかでクセのない味。
熟成タイプは、芳醇なコクと風味が有ります。
- カンタル
フランス中部のオーヴェルニュ地方原産のチーズです。
ハードタイプ
セミハードタイプよりももっと水分を少なくしたチーズ。
大きく、硬く重量の有るチーズ。
長期熟成により、濃厚な旨味のあるチーズ。
穏やかに熟成が進むので、食べごろが長く続きます。
- アポンダンス
アルプス地方の村の名前に由来。
ミルクのコクと味わい。ナッツの香りが特徴。
- エダム
オランダのチーズ。 ゴーダチーズの次に生産量が多い。
輸入用には、表面に赤いワックスがコーティングされている
球状のチーズ。
粉チーズとして需要の高いチーズ。
日本でもお馴染みです。 パンにもよく使います。
チーズスティックにしても美味しいです。
- エメンタール
スイスの代表的なチーズ。
チーズフォンデュに使われるチーズとして有名です。
- チェダー
イギリスを代表するチーズ。世界中で一番生産量の多いチーズ。
プロセスチーズ
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを粉砕、
加熱溶融して、乳化したもの。
この時点で、乳酸菌等の微生物は
死滅するので品質が一定で保存性に優れています。
プロセスチーズの味は、
原料になるナチュラルチーズの風味や組織等に左右されます。
材料の吟味合わせ方により、個性的なプロセスが出来ます。
使いやすいので、パン作りにも多く使われています。
私が初めて食べた、チーズもプロセスチーズです。
日本では、非常に一般的です。
これでチーズの勉強は終わり、覚えておくと何かと便利です。
今日はここ迄 深呼吸を3回してオシマイ。
シェーブルタイプのチーズとして、人気の有るものの一つです。
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