国産小麦の特徴と種類について6項目 パン作りのために

材料について

国産小麦の大きな特徴

 

1 日本における国産小麦の量

国産小麦は、生産量が少なく国内製品に

使用している割合は小麦全体の1割前後です。

 

多くはうどん等の麺類が多く

等級の悪い物は家畜の飼料などにも

使われています。

その中でもパンに使われているのはほんの一部です。

大手のパン製造所で多くを使う事は困難な状態です。

 

2 国産小麦の性質

性質としては、たんぱく質が外国の小麦より少なく

パン作りにはそれ程向いていないと言われています。

 

粉自体が外国産の小麦のガラス質(硬い粉)

ではなく なんとなくしっとりとした、

柔らかい粉です。

外国産の硬質小麦に対して、

軟質小麦と言われています。

 

澱粉の量が多く 澱粉の性質も違います。

又、灰分の量も多く、パンにしたときに

味の深みと旨味が有り美味しいです。

 

3 国産小麦でのパン作りは?

グルテンが少なく パンが膨らみずらいので

小麦の扱いに慣れないと、難しいです。

ですから国産小麦でのパン作りを手掛ける人が

少ない現状です。

 

味が良いので是非個人のパン屋さんで

使ってほしいです。

 

4 価格の事

価格においても外国産小麦に比べ高価です。

以前はもう少し安かったのですが、ここにきて

政府の補助が少なくなり、価格が高くなりました。

こちらもパン作りを遠ざける原因です。

 

5 国産小麦作り時の薬品使用

国産小麦にはポストハーベスト農薬が

有りません。

外国産小麦は輸送の時の害虫予防のために

農薬を散布します。

栽培においても外国産の麦に使用されている

強い農薬は使用していません。

 

6 国産小麦の種類について

北海道から九州まで 日本全国で小麦を

栽培しています。

北海道の小麦は、グルテン量が多く

外麦に匹敵します。

 

国内産小麦の70%が北海道で作られています。

代表的な小麦が「春よ恋」 です。

この小麦はとても人気が有り、

パン屋さんでよく使われています。

 

「はるゆたか」も以前は人気の有る粉

でしたが、収穫量が少なくなり

現在少ししか出回っていません。

その他 「春の息吹」「ゆめちから

「キタノカオリ」など。

 

本州に入り

「ナンブ小麦「ゆきちから」

「鶴の夢」「黄金鶴」「ニシノカオリ」

 

九州に

ミナミノカオリ」他

まだまだたくさん有りますが

パン作りに適しているのはこのくらい

にしておきます。

 

**国内産小麦は使いずらい面も有りますが

味の良さと、安全性で、少しでも多くの

  パン屋さんに使ってもらいたいです。

これからの時代は、少しでも国内の

  小麦生産を増やして、自給率を上げて

  いかなければと思います。     **

 

 

 

 

 

 

外麦に慣れている

 

 

 

 

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