のどつまりしないパンはどんなパン
高齢者施設や、学校でパンがのどに詰まる事件が度々あります。
食べ物をのどに詰まらせることは、多々一定の割合で有ります。
正月の餅などを詰まらせることが良く知られています。
最近パンも詰まらせる件数は多い方です。
どんなパンを選ぶか
パンの材料や作り方によって、食べた時の水分吸収が違います。
唾液に簡単に溶けるようなパンでしたら、のどつまりはしません。
しかし 現在販売している多くのパンは水に溶けづらいのです。
パンの原材料を見てみると、かなり多くの化学物質の名前が明記されています。
それらの化学物資が互いに影響しあって、水に溶けずらい性質のパンになります。
ですから購入する時には、その数が少ない物を選んでください。
その点 天然酵母と国産小麦で作られたパンは、化学物質を添加されていません。
シンプルなものに関しては、小麦粉と酵母と水だけのものも有ります。
このような材料でパンを作ると、普通に販売されているものより、硬くなります。
しかし 水どけはとても良いのです。のどつまりもしません。
その他 油脂は乳製品などが入っているパンも有りますが、化学物質は入っていません。
実験をした結果が有りますので、ご覧ください。
食パンを手で握り硬くしたものを水に入れてしばらくした状態です。
*右側の固まっているのが市販の大手工場で作られた添加物有りのパン。
*左側が天然酵母と国産小麦で作ったパン。
水分の吸収が違い、水に溶けやすい天然酵母と国産小麦のパンは、水を沢山含み
大きくなっています。
反対に、市販のパンは、固まったままです。
このように水に溶けるか溶けないかで口の中での状態が分かります。
どのようにして食べたらよいのか
最近の子供たちの、食事の仕方、物の食べ方、がとても気になっています。
物を食べる時に余り 噛まない。 (子供は昔からそうだったのでしょう)
硬い食べ物を食べたがらない。(特に最近柔らかな食べ物を好む人が多いです)
一度に口の中に沢山の食べ物を入れる。
試食にパンを食べてもらう時にも口にいっぱい、詰め込んで食べます。
それを親が見ていても、注意もしません。親の方の問題も有ると思います。
一度に口の中に沢山の食べ物を入れてはいけないと、小さい時から教えると良いです。
そして、パンを食べる時には、少しづつ、小さくちぎって食べるような教育を小さな時からしておきたいです。
パンをのどに詰まらせる確率が多いのは、子供と高齢者です。
健全な大人は咀嚼力と飲み込む力が有るので、めったにパンをのどに詰まられることは有りません。
高齢者がパンを食べる時には、ラスクを作るように、薄くスライスをして
軽く焼くと良いです。
パリパリして 噛みやすいので、食べるのがとても楽です。
それとパンをそのまま食べるのではなく、パンを小さくちぎって、そのまま、スープや味噌汁に入れて食べるのもとても良い方法です。
この状態ですと、のどつまりは殆どありません。
ミルクに浸して食べるのも同じです。
ですから、少し手をかけて、フレンチトースト風な物を作ると一番良いです。
パンをのどに詰まらせないように気を付けて食べてください。
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