チーズを使ったパンは、沢山有ります。
生地として、相性の良いのは、やはり甘みの入らない生地です。
全粒粉が少し入った生地も美味しいです。
(全粒粉20%~30%の生地がベスト)
ごく一般的なものは、さいの目にカットしたプロセスチーズを
生地の中に入れて、焼き上げるパンです。
一次発酵を終えた生地に、チーズを入れていきます。
この時にチーズの大きさを変えて入れる時と、
全く同じ大きさのチーズを入れる場合があります。
チーズの大きさにより、味の変化が楽しめるので、大きさの違うチーズを
入れてみるのも面白いです。
又、生地の重量により、全く違った表現が出来ます。
その生地の重量の、40%~50%くらいの重さの
チーズを入れると良いです。
① 丸いパン生地にチーズを入れる場合には、
○ 生地を丸く伸してから、
その上にチーズを置き、包み込み、
綴じ目を下にして天板に乗せる方法。
○ 手のひらにチーズを置き、上から生地を乗せ、手のひらの上で、
チーズの上に乗せた生地を丸めていく方法が有ります。
丸めているうちに、チーズがだんだん中に入っていきます。
慣れてくるとこちらの方法が早く出来ます。
②100g~ 200gくらいの生地の場合は、
生地を伸してチーズを乗せて、
その生地を巻いていきます。
綴じ目を下にして天板に乗せます。
棒状でも紡錘形(円柱の両端がとがった形)
でも良いです。
それ以上大きな生地の場合は、生地を長く伸ばして、
同じようにチーズを乗せ、
フランスパンを作る要領で、細長く伸ばします。
それぞれを、最終発酵させます。
クープの入れ方により、最終発酵の時間を調整します。
(60分~90分)
どの形のものも、クープを入れてから、
シュレッドチーズを乗せると、
とても豪華に見えます。
その上に、乾燥パセリを振り掛けると
色のコントラストが出来、見栄えが良いです。
焼は、230℃で大きさにより、14分~20分焼いてください。
焼き上がりは、チーズの良い香りが工房いっぱいに広がります。
実際、チーズ入りのパンは、とても人気があり又、
とても美味しいです。
次回に、違うチーズ入りのパンを紹介します。
それでは、今日はここ迄深呼吸を3回してオシマイ。
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